夫婦二人で土鍋料理

二人でお鍋、余ったときのアイデア料理

 

 

鍋物は簡単だしさまざまな食材をバランスよく食べられるために人気ですが、夫婦二人だと中途半端に余って困ることも多いはず。また、食べきったとしても具材のうまみや栄養が詰まった鍋汁を捨ててしまうのは、とんでもなくもったいない話です。

 

鍋物の残りでおじやにしたり、うどんを煮るのはフツウすぎ。そんなときには炊き込みご飯にするのもアイデアです。必要なら具を足してといだ米を入れ、水加減を調整し(ふつうの炊飯と同様に米と同量かやや多め)、味も調えます。土鍋でご飯を炊くのは電気ジャーより格段に早く、30分ほど浸水させた米を強火で加熱し、沸騰したらとろ火で約5分炊いて火を止め、約20分蒸らせばふっくらつやつやのご飯が炊きあがります。

 

炊きあがってから3~5分再加熱すると、香ばしいお焦げが。具材のうまみを吸った“鍋物炊き込みご飯”はほかにはない複雑で優しい味わい、ぜひお試しください。

 

鍋物が残って同じ味に飽きてしまったら、まったく別ものの料理に変えてしまうのも手。たとえば最初はポトフをつくります。余りにはブールマルニエ(柔らかいバターと小麦粉をこねてボール状にしたもの)と牛乳をたして煮詰めればクリームシチューに変身。あるいは炒めたニンニクとタマネギをたし、トマトホール、マカロニ、ミックスベジタブルを加えて煮れば即席ミネストローネの完成です。